hPaのブログ

Mesemoa.さん方の曲考察をぼちぼちと。

MuddyWater 考察 - 1

まずなぜ今更考察ブログを作っているのか。

単純に私の精神がようやく落ち着いたことと、続きの曲が出てきたら困るからです!!!!また出してください!!!!!!

 

では早速本題へ参ります。

 

 

まず今回のキーパーソン、白服さん。

彼は不幸にも二人の人間を愛してしまいました。とみたけ、あおいです。『Shadow Kiss』から考えて元々はあおいと付き合っていましたが、なんらかの原因でとみたけと夜だけの関係、つまるところの浮気をしてしまいます。なぜ浮気するに至ったかは今のところ確たる証拠がないのであくまでそういうことと仮定しておきます。

二人は白服さんを愛している。白服さんも二人を愛している。揺らぐ気持ちの中、白服さんはあおい、とみたけに対する申し訳なさ、良心の呵責とに耐えきれずにとうとう自殺してしまいます。
自殺したと考える決め手はダンス最初の首を絞める仕草、とみたけに「お前がやったんだろ!」と責められているあおいが首を振っていること。白服さんは今回ダンスのフォーメーションは勿論、歌割りでもほとんど目立ちません。すでに彼らと同じところにはいないからと考えられます。

 

 

次に一人目のセンター、あおいくん。

彼は白服とあたたかい昼の関係を築いていました。しかし、これについては後述しますがある日白服ととみたけが関係を持っていることを知ってしまいます。白服を想う彼はきっと恋人のことを責め、問いただしたでしょう。
しかし詳しいことはわからないまま、白服は自殺してしまい、浮気相手のとみたけからは責められる。恋人を失った哀しみと、二人に対する疑問を抱いたまま、絶望するあおいくん。

偶然か必然か、彼には白服のそばに行きたい、という望みを果たしてくれる、自分を殺せるほど憎んでくれるとみたけがいました。結果、とみたけはあおいくんの首を絞め、彼は愛する恋人の隣に佇んでいられます。PV最後の、一人立ったままの白服の隣にあおいくんがすっと寄り添うカットです。今回の衣装に付いた赤いスカーフは、この二人だけ最後に三本になるんです。二人が死んでしまった、という示唆のようですね。

 

 

そしてもう一人のセンター、とみたん。

彼は、きっと自分が白服にとって夜の存在であることを知っていたのでしょうね。『Shadow Kiss』の切ない表情がそれを物語っています。とみたんは白服と昼の関係も築きたかったのではないでしょうか。今回最も印象的な、真っ白な部屋で消えてしまいそうな白服に手を差し伸べるシーンです。
白服を深く愛し、本当は自分のものになってほしいと思っていたにも関わらず、白服は唐突に、永遠に触れ合えないところに行ってしまいます。

きっと自分たちの関係を知った、本当の恋人であるあおいが関わっていると考えたとみたんは、あおいを激しく責めます。お前がやったんだろ、と彼を突き飛ばす激情は収まることがなく、果てにあおいを絞め殺してしまうとみたん。
愛する人を失った絶望、大切な友人を手にかけた自分に対する怒りに、独り叫び続けるのです。

 

 

次に野崎さん。

後日あげられた練習動画を見てわかりましたが、野崎さんはダンスの一番最初、まるで白服を引き止めるかのように彼に抱きついていました。ここから推測されるに、野崎さんは白服の自殺を止めようとしていたのではないでしょうか。
また、野崎さんは今回のフォーメーションでずっと後ろの方、特に白服の近くにいることが多いです。PV内の、壁に寄りかかって泣いているような野崎さんのシーンがありましたね。あれは友人である白服の自殺を止められなかったからではないかと。間奏のあおいを中心に鎖に繋がれたようにメンバーが四方に分かれる振り付けで、野崎さんは白服と手を繋いでいました。

また、『Shadow Kiss』ではサムネが野崎さんと白服のキスシーンでした。普通に考えるなら、とみたけと白服が向かい合っているカットにしませんか?これにも意味があるとすると、野崎さんもまた白服に惹かれていたのかもしれませんね。

 

 

続いては二番くん。

二番くんは先程言った、野崎弁当と白服が手を繋いでいる振りでとみたけと手を繋いでいます。また、二番に入ると今回の間奏で印象的な水滴の溢れるような音がするときにはずっと二番くんが映っています。『汚れた手じゃ何も掴めない』と自分の手を見つめ、項垂れる二番くん。
これらから、二番くんはとみたけに恋をしており、そのため目障りだった白服が自殺をするようけしかけてしまったのかもしれません。今まで抑えてきた恋心も、3人の関係が崩れ落ちそうになった時、自分にもチャンスがある、と盲目的になってしまった二番くんは、間接的にではありますが白服を殺してしまった、と自分を責め、雨に打たれ続けるのです。

 

 

 

これだけでもうありえないくらい長いので今回はとりあえずここまでにします!

長文を読んでくださりありがとうございました、また暇ができたら残りの4人についても書きます( 'ω')و ̑